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The beginning(2012)  絢香 [2012年に購入したアルバム]

[CD]
はじまりのとき
Hello
アカイソラ
The beginning
HIKARI
空よお願い
繋がる心
THIS IS THE TIME
そこまで歩いていくよ
笑顔のキャンバス
Magic Mind
キミへ
やさしい蒼

[DVD]
「はじまりのとき」MUSIC VIDEO
DOCUMENTARY OF MUSIC VIDEO

※コンサートの内容に一部触れていますので、これから行かれる方は、華麗にスルーしちゃって下さい。

今年2月1日にリリースされた約4年ぶりのオリジナルアルバム。記憶に間違いがなければ、「空よお願い」を除く全ての曲は休養中に作られたものらしい。「空よお願い」については、コンサートで作ったきっかけについて触れているね。インタビューか何かでも触れているのかな? 読んでないからわからないや。そのエピソードの通り、とても温かい曲に仕上がっていると思うな。元々、いわゆる”歌”ってやつが好きな方ではないので、こういうタイプの曲は得意じゃないんだけど、この曲は大好き。

決してきれいな形で休養に入ったわけじゃなさそうだし、表舞台への復帰はそう簡単にはいかないだろうと思っていたので、去年の暮れに突然ニューアルバムのリリースが発表された時にはかなり驚いた。「早過ぎでない?」みたいな感じで。でも、よく考えたら、約4年ぶりなんだよね。ベストやらDVDやらのリリースがあったから、4年もオリジナルアルバムのリリースが無かったなんて、全く思わなかった。実際、休養期間は約2年半だったわけなんだけど。

彼女のように、アイドル的要素が高かった割にはシングルの売上げよりアルバムの売上げのほうが圧倒的に高いというパターンだと、2年もあれば、あっという間に忘れられちゃっていたのではないかと思う。実際、ワーナーもそう考えたんだろうと思う。特に現在は移り変わりが激しいし(昔もか)。しかし、彼女の場合、去年の震災の際に「みんな空の下」が多くの人に歌われたことが助けになったのは間違いの無い事実だろう。こういう時に”本物の歌”かどうかがわかるんだよね。多くの人の心に残っていないと、簡単には思い出してもらえないし、いろんな人達と繋がることも出来ない。

そんな中で制作したアルバムだから、きっと「Sing to the Sky」のような一般受けしやすい内容のアルバムになるのだろうと思っていた。CMに起用された「やさしい蒼」も、復帰後、初披露された「はじまりのとき」も、まさに”絢香ちゃんらしい温かい”曲だったし。そして、とてもシンプルなものだったし。「Hello」はいまいちだったけど。

で、実際にアルバムを聴いてみて、最初に感じたのは、「えっ?!」。たしかに「はじまりのとき」はテレビで聴いた通りだったし、「Hello」も生歌よりは全然良かった。しかし、3曲目の「アカイソラ」、4曲目の「The beginning」、5曲目の「HIKARI」と歌詞も曲もアレンジもめちゃダークなものが続く。なので、第一印象はあまり良くなかった。なので、コンサートが近付くまでは、ほとんどアルバムを聴かなかった。絢香ちゃんにマニアックなサウンドは期待していなかったしね。にしては、第一印象が最も良かったのは、現在彼女が最も影響を受けているっぽいアデルに似た感じのR&Bナンバー「THIS IS THE TIME」なんだけど。アルバムの印象が変わったのは、コンサートを観てから。コンサートがめちゃ良かったのだよ。今ツアーでは全曲披露しているのだけれど、アルバムで聴くよりも全然良いの。正直、これが一番意外だった。

ということで、今作はライブで完結するものだと個人的には思っております。なので、二の足を踏んでいる方は、ライブDVDがリリースされた時(絶対に出ると思う)に聴いてみて下さい。両方買って、損はしません。保障はしませんが(笑)

今後もマイペースで良いから、定期的にアルバムをリリースしてくれたら嬉しいな。

おまけの写真集(?)「why♡sky」にオークランドやマウントマウンガヌイっぽい写真がいくつか載っているんだけど、いつかtwitterでつぶやいていた旅行の際に撮った写真なのかな?

The beginning【豪華ブックレット写真集付属】(初回生産限定盤)(DVD付)


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NEWTRAL(2012)  いきものがかり [2012年に購入したアルバム]

[NEWTRAL]
歩いていこう
笑ってたいんだ
いつだって僕らは
KISS KISS BANG BANG
会いにいくよ
地球
センチメンタル・ボーイフレンド
白いダイアリー
恋詩
NEW WORLD MUSIC
愛言葉
おやすみ

[なまものばかり〜メンバーズBEST LIVEセレクション〜]
SAKURA
ありがとう
気まぐれロマンティック
歩いていこう
キミがいる
じょいふる
YELL
ブルーバード
コイスルオトメ
心の花を咲かせよう

2012年2月29日、聖恵ちゃんの誕生日にリリースされた5thアルバム。発売日前日に購入していたのだけれど、聴く時間がなかなか取れなかったうえに、言葉が全然下りて来ないので、感想が全く浮かばなくってさ、全然書けなかったんだよね。コンサートに足を運んでから、言葉が徐々に下りてくるようになったので、忘れないうちに書いておきます。山下達郎の「Ray Of Hope」もそうだったけど、ライブを観ると、結構下りて来るものなんだよね。やっぱり、生は重要だね。

ということで、今回こそ短めに。

一昨年リリースされたシングル「ありがとう」とベストアルバム「いきものばかり」で真のブレイクを果たした彼等が、その勢いをぎゅっと圧縮して制作したのが今作。なので、今作を形容すると、まさに”勢い”。それ以外の何物でもないのではないかと思う。相変わらず、アルバムの作り方がわからないようで、「取り敢えず、伝えたいものを全部パックしちゃえ!」感があるのは否めない。なので、アルバムの完成度は決して高くない。「ライフアルバム」のような佳作を既に作ってしまったから、それを超えるのは難しいんだよね。彼等のように大衆に思い切り迎合するスタンスを取っていると特に。そうう意味では次回作が勝負なのかなと思う。

だからと言って、決して駄作ではない。いわゆる普通のポップアルバムに過ぎないのだけれど、普遍性はしっかり持っている。その辺は、バックにいる人達が優秀なんだろうと思う。既に死んでいるエピックレーベルではあるけれど、中にはまだまだ熱いハートを持っている人達がいるんだね。きっと。エピックにどっぷり浸かった世代だから、そう信じたいわ。最も普遍性を持っていると思うのは、やっぱり”勢い”。普遍性を持つのは、歌詞や曲だけではないんだよね。アルバム全体から感じる雰囲気も物凄く大事。今作から感じる”勢い”は、いわゆる売れ線ミュージシャンのアルバムでは今世紀最高かもしれない。ほんの一部しか聴いていないから、実際のところはわからないけれど。

特に凄いのが前半の「歩いていこう」から「会いにいくよ」まで。中でも、聖恵ちゃんのまっすぐなボーカルが全開の「笑ってたいんだ」(うおー!!の部分は本当に凄いと思う)と十六茶のCMソングとして作られたアイドルポップ「KISS KISS BANG BANG」は凄い。何のためらいもなく「キスバン」のような曲を作って、世に出しちゃうだけでも凄いのに、曲の持つ魅力を何倍にも増幅して唯一無二の存在にしてしまっている聖恵ちゃんのボーカルは現在のJ-POP界では最高なんじゃないかと思う。こんなことを書くと、洋楽ファンからは絶対に反発を食らうけれど、U2の「THE JOSHUA TREE」のA面と同じ様な勢いを感じるんだよね。「THE JOSHUA TREE」は、僕的には、A面の勢いだけで、それほど素晴らしくはないB面も聴けちゃうアルバムなのだけれど、このアルバムも同じ様な感じ。前半5曲の持つ勢いで、平凡な後半も聴けちゃうのだ。これは凄い。もし、”今年もっとも勢いがあったアルバム”部門があったなら、このアルバムは絶対に上位に入ると思うな(^^)

やべ、勢いで書いたから、落としどころがみつからない(^^;)
アルバム的にはこんな感じということで(^^;)

曲的には、前述の2曲の他に、ライブの定番になりそうな、日本人が弱いハチロク(何度も書くけど、車ではない)のバラード「会いに行こう」と聖恵ちゃんが歌った仮歌をそのまま収録したという「おやすみ」がいい。特に「おやすみ」は力が抜けている分、温かさがよく伝わってきて、まさに「おやすみ」って感じがするのが好き。聖恵ちゃんが作った「白いダイアリー」も、ベタ過ぎるところが好きかな。いきものがかりはこれでいいと思う。インディーズ時代から歌っているらしい「地球」と「愛言葉」はフォーク色が強くて、いまいち好きでないかも。しかし、水野良樹の書く歌詞と山下穂尊の書く歌詞は対照的だよね。個人的には水野良樹の書く歌詞のほうがベタで好きかな。山下穂尊の歌詞はフォークなんだよねぇ。

次に「なまものばかり」。

こちらは、いわゆるライブベストなのだけれど、ライブアルバム用に録音した音源ではなく、記録用に録音した音源が適当にまとめられているので、ライブアルバムとしての出来は全然良くない。まあ、所詮はおまけだからね。金額は多少上乗せされているけれど。なので、アルバムとしては考えない方が良いでしょう。彼等のライブのクオリティが意外と高いことがわかる内容にはなっていると思うよ。「ありがとう」、「気まぐれロマンティック」、「じょいふる」、「ブルーバード」からは”勢い”を感じる。

以上、今回は”勢い”をキーワードに、勢いで書いてみました。勢いで書くのは、いつものことだけれど。

余談だけど、今作もTシャツが当たりました(^^)/。Mサイズだから、着れないけど(T.T)

NEWTRAL(初回限定盤)


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ハルウタ(2012)  いきものがかり [2012年に購入したシングル]

ハルウタ

4月25日にリリースされた現時点での最新シングル。映画「名探偵コナン 11人目のストライカー」の主題歌に起用されている。料金は570円(コナン価格らしい)と微妙に値上げされている。このデフレ下に値上げって、しかもベタなこじつけなんかしちゃって、エピックも下らない事をやるねぇ。それでも、オリコン初登場4位を記録したのだから、値上げの影響は無いってことになるね。って、15円くらいで「買わない!」と言う奴もいないと思うけど(^^;)

何度も公言しているが、僕は基本的には”シングルを買わない”派。例え、カップリングにアルバム未収録曲が入っていたとしても、”買わない”派だ。元春のシングルを除いて。今回もツアーが無ければ、間違い無く買っていない。1曲入りのシングルなんて聴かないし。ツアーがあったとしても、セットリストに含まれていることを知らなければ、買っていなかっただろう。ただ、今作のジャケットは、久しぶりの聖恵ちゃん単独なんだよね。しかも可愛い。なので、時と場合によっては、ジャケ買いしていた可能性は否定しない(^^;)。「うるわしき人」のジャケットと比べると、本当に可愛くなったよね。女の子は、たくさん人に注目されると、本当に可愛くなる。

肝心の曲は、いわゆるひとつのマイナー調のフォークソングってやつだと思うんだけど、相も変わらずノスタルジックな感じで、僕くらいの世代の琴線に響く仕上がりになっている。僕等の世代って、マイナー調のアップテンポには本当に弱いんだよねー。どこかせつない感じがする曲が多いからかな? 山下穂尊は、こういうタイプの曲が好きなような気がするんだけど、実際のところはどうなんだろう?

こういう曲を書くから、コンサートの年齢層が高くなっちゃうんだよ(笑)

順番が逆になったけど、明日は「NEWTRAL」について書いてみようと思います。もはや、感想でもレビューでもなくなっちゃっていますが(^^;)

ハルウタ


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Ray Of Hope(2011)  山下達郎 [2011年に購入したCD]

[Ray Of Hope]
希望という名の光(Prelude)
NEVER GROW OLD
希望という名の光
街物語(NEW REMIX)
プロポーズ
僕らの夏の夢
俺の空
ずっと一緒さ
HAPPY GATHERING DAY
いのちの最後のひとしずく
MY MORNING PRAYER
愛してるって言えなくたって(NEW REMIX)
バラ色の人生〜ラヴィアンローズ
希望という名の光(Postlude)

[Joy 1.5]
素敵な午後は('85 Live Version)
THE THEME FROM BIG WAVE('85 Live Version)
ONLY WITH YOU('86 Live Version)
二人の夏('94 Live Version)
こぬか雨('94 Live Version)
砂の女('94 Live Version)
アトムの子('92 Live Version)

※コンサートの内容に一部触れていますので、これから行かれる方はスルーして下さい。って、今頃検索する人もいないさね。因みに、会場では三方背ボックスが付いたツアーバージョン(ジャケットが左手)が販売されています。マニアな方はぜひ。

発売日(2011/8/10)前日に手に入れていたのだけれど、聴く機会がなかなか訪れなくて、感想を書くまでに8ヶ月以上かかってしまいました。。。だって、つまんないんだもん。つまんないという言葉には若干語弊があるけれども。リリース前後の音楽雑誌やいろいろな人のブログで絶賛されていたと記憶しているが、正直「どこが???」と思ってしまった。アルバムに関して言えば、山下達郎の才能は枯渇していると言っても間違いではないと思う。単にやる気が無いだけなのかもしれないけれど。70年代アイドルのLPじゃないんだからさ、ほぼ新曲でまとめて欲しいな。

このアルバムに限らず、90年代以降の山下達郎のアルバムに共通して言えることだけれど、”新鮮味が無い”んだよね(「ARTISAN」はあったか。「COZY」は違う意味でつまらなかったな)。過去数年の間にCMやドラマとタイアップした曲を並べて、「アルバムにしました。買って下さい。」と言われてもねぇ。。。今作は全12曲(1曲目と14曲目を除く)中9曲がタイアップ。つまり、新曲は「プロポーズ」と苦手なタイプのファンクナンバー「俺の空」と「いのちの最後のひとしずく」の3曲しか無いわけだよ。これで「買って下さい」と言われてもねぇ。。。買っちゃうんだけど(笑)。

加えて、「希望という名の光」、「街物語」、「僕らの夏の夢」、「ずっと一緒さ」はコンサートでも聴いているわけですよ(そういや、「愛してるって言えなくたって」はやってないなぁ。生で聴いてみたいんだけど)。生演奏が素晴らしいから、頭の中に残っちゃうわけですよ。故に、こんなアルバムをリリースされても、聴く気が全く起こらないわけ。なので、「つまんない」という感想しか残らないのです。CMに起用された「NEVER GROW OLD」と日テレの情報番組(?)ZIP!のテーマソング「MY MORNING PRAYER」、そして、「街物語」以外は全て新曲でまとめて欲しかったな。この3曲は大好き。そう言えば、「MY MORNING PRAYER」もコンサートで演奏されなかったんだけど、生で披露するのは難しい曲なのかな? 

ということで、今後も聴く事はほとんど無いだろうな。楽曲のスタイルはどうあれ、”演歌くさい”し。今後はますます”演歌くさく”なっていくのかな? 年齢的なものもあるし、本人が好きそうだし。

次に、「Joy 1.5」だけど、持っていないシングルのカップリングになっているライブ音源ばかり(「二人の夏」は持っているけれど、8センチシングルなので聴く機会が全く無くなった)なので、こちらは、めちゃくちゃ新鮮。しかも、どれも素晴らしい。なので、今後も聴く機会をたくさん持ちそう。特に、「素敵な午後は」、「こぬか雨」、「砂の女」が素晴らしい。伊藤銀次の「こぬか雨」って、こんなに良い曲だったっけか? このリマスタリング作業を行ったおかげで、今ツアーであの曲とあの曲(一応伏せておきます)が演奏されたのかな? 本ブログで書いたけど、あの曲はめちゃくちゃ素晴らしかったな。

Ray Of Hope (初回限定盤)


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NIAGARA TRIANGLE VOL.2 30TH ANNIVERSARY EDITION(2012)  佐野元春、杉真理、大滝詠一 [2012年に購入したアルバム]

A面で恋をして
彼女はデリケート
Bye Bye C-Boy
マンハッタンブリッヂにたたずんで
Nobody
ガールフレンド
夢みる渚
Love Her
週末の恋人たち
オリーブの午后
白い港
Water Color
♡じかけのオレンジ

超久しぶりの更新です。前回の更新から半年以上経過してたのね。こんなに間を空けるつもりは全く無かったのだけれど、頭の不調が続いていて、言葉が全く降りてこなかったのだ。現在も不調が続いているので、間違い無く支離滅裂な文章になってしまうけれど、文意を上手く汲み取ってもらえたら嬉しいな。

このアルバムについての感想は数年前にさらっと書いているのだけれど、あまりにもさらっとし過ぎているので、今回は感想というよりは、30年間の思い出を書いていこうと思います。極力簡潔に。

このアルバムがリリースされたのは1982/3/21。高1の春休み直前にリリースされた。前年にリリースされた「ロンバケ」と元春の「Heart Beat」にすっかりハマってしまった僕は、このアルバムを発売日に手に入れたかったのだけれど、いかんせん田舎の貧乏な家庭に育った人間にはレコードを買う事は夢に等しかった。でも、何としても手に入れたかったので、高2の教科書代を上手くごまかして購入費用を捻出し、4月の中頃にミサキレコード店で購入。発売されてから1ヶ月経っていなかったこともあり、購入特典のB全(A全だっけ?)ポスターとキーホルダーを貰う事が出来た。この2つは現在も自宅に保管してある。これが最初の出会い。メディアは、もちろんレコード。プレイヤーが自宅に1台しか無かったため、カセットテープにダビングして毎日のように聴いていた。

2回目の出会いは1991年。貧乏人が背伸びをして東京の私立大学に入ってしまったこともあり、かなり貧しい大学生活を送っていたため、在学中はCDを買う事が出来ず(CDプレイヤーは1985年に購入)、就職して2年を経たこの年にリリースされたCD選書をようやく購入。数年ぶりにヘビロテする。当然、リマスタリングされていることには気付いていない。アナログとどのくらい違うのかは、未だにわかっていない。

3回目の出会いは2002年。インターネットが普及し、あちこちから「リマスタリング」という単語が聞こえてくるようになったこともあり、まさに飛びつくように20周年記念盤を購入。もちろん特典ももらっている。CD選書と比べて、音質及び音圧が格段に向上していることに感動する。前年にリリースされた「ロンバケ20TH」と比べても音質が向上していたので、マジで感動した。当然、しばらくの間ヘビロテ。

4回目の出会いは、リリースとは全く関係無いのだけれど、iPod mini第一世代を購入した2004年。真っ先にこのアルバムを入れ、通勤のお供に。と言っても、アルバムシャッフルで聴いていたので、ヘビロテにはならず。iPod miniは現在も自宅で使用しております。

そして、5回目の出会いが今年。20周年記念盤を買っているのだから、30周年記念盤を買わないわけにはいきません(笑)3/19の昼休み、まだ店頭に並ぶ前にフラゲ。帰宅して直ぐに2回(うち1回は睡眠学習)聴いた。これは、ここ数年の自分にとっては奇跡に近い出来事。

真っ先に感じたのは、「ん? 20周年記念盤より音圧が低くなってない?」。20周年記念盤の音圧が当時にしては高過ぎたこともあってか、若干キンキンした感じがしたので、30周年記念盤では音圧を下げたのかな? それとも、技術が進歩して(かどうかはわからない)、アナログっぽい音が作れるようになった(ような気がする)から? 

次に、「音が籠ってない?」。繰り返し聴いていくうちに誤解だということがわかったのだけれど、第一印象は籠った感じを受けた。単品コンポで大音量で聴くよりもミニコンポで小音量で聴く方が良い感じなんだよね。もしかして、時代に合わせたとか?

三番目に、「♡じかけのオレンジのアウトロが20周年記念盤とちがくない?」。実際、違うんだよね。20周年記念盤は「A面で恋をして」のフレーズが入っているのだけれど、30周年記念盤は入っていないのだ。因みに、CD選書は30周年記念盤と同じ。

結論。個人的には20周年記念盤の方が好み。特に、元春の「週末の恋人たち」の音の広がり感は20周年記念盤のほうが優れていると思う。 

ということで、出会ってから30年以上経っているのだけれど、3人の曲のクオリティがめちゃくちゃ高いこともあって、2012年現在でも古びた感じは全くしない。いわゆる企画物アルバムでスタンダードと言っても過言でもないのは、後にも先にもこのアルバムだけかもしれないね。あ、邦楽限定の話だよ。

因みに、30周年記念盤にはボーナストラックは一切収録されておらず、DISC2に「TRACKS(いわゆるカラオケ)」が収録されているのみ。装丁もデジパック&三方背BOX仕様(但し初回盤のみ)となっている。商売上手だねー(笑)

ナイアガラトライアングル vol.2 30th Edition


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とげまる(2010)  スピッツ [2011年に購入したCD]

ビギナー
探検隊
シロクマ
恋する凡人
つぐみ
新月
花の写真
幻のドラゴン
TRABANT
聞かせてよ
えにし
若葉
どんどどん
君は太陽

2010/10/27にリリースされたスピッツの現時点での最新アルバム。何枚目になるのかは知らない。相も変わらず金欠状態が続いているので買うつもりは全く無かったのだけれど、コンサートチケットがうっかり取れてしまったので、清水の舞台から飛び降りる様な気持ちで予習用に買った。昔はチケットが全然取れなかったけど、最近は取れ易くなったのかな? 

僕が最後に買ったスピッツのアルバムは「フェイクファー」。なので、アルバムを買うのは13年ぶりになる。何故買わなくなったんだろう? 一番の理由が金銭的なものであることは間違い無いのだけれど、意外とひねくれ者である彼等が、意図的かどうかはわからないけれど、当時の状況から距離を置こうとしたこともあるのかもしれない。実質的なセルフプロデュースとなったアルバム「フェイクファー」辺りから本来のロック指向を強め、「隼」でそれを決定的なものにしてしまったことがスピッツから距離を置いた大きな理由だったんだと思う。

亀田誠治が関わり出した頃から、徐々に僕好みの”叙情的なポップだけど根幹はロック”(変な表現だなぁ)な音に回帰し始めて、再び「いいなぁ」と思うようになり、去年の春か夏辺りにCMで流れてた「ビギナー」を聴いて、「やっぱりスピッツはいい。」と思い、ブリザックのCMに起用された「幻のドラゴン」を聴いて、「次のアルバムは買おう」と思った。「スピッツはやっぱこうでなきゃ」なんて勝手に決めつけたのだ。しかし、お財布事情がそれを許さず、コンサート直前まで買えなかったわけだけど。

アルバムを一通り聴いて思ったのは、基本路線は「ハチミツ」や「空の飛び方」と同じだなってこと。「ビギナー」と「幻のドラゴン」を聴いて抱いたイメージを全く裏切らなかった。そう、僕が好きだったスピッツの音に戻っていたのだ。前記2曲だけでなく、メナードのCMに起用された「シロクマ」も、「つぐみ」も、「聞かせてよ」も、アルバムのラストを飾る「君は太陽」も、どれも僕好み。「ハチミツ」や「空の飛び方」と違っているのは、音がよりタイトになっていること。そう、叙情感と同じだけロックっぽさも前面に出ているのだ。なので、一層素晴らしく感じるんだよね。だからか、このアルバムはこれまで聴いてきたスピッツのアルバムの中で最も気に入ったものになった。

次回作も金銭事情が許せば買いたいな。

よし、短く収まった(^^)

とげまる


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Mind Travel(2011)  Superfly [2011年に購入したCD]

[CD]
Rollin' Days
Beep!!
Fly To The Moon
タマシイレボリューション(Extended ver.)
Eyes On Me
Deep-sea Fish Orchestra
Secret Garden
Sunshine Sunshine
Morris
Wildflower
Free Planet
悪夢とロックンロール
Only You
Ah

[DVD]
Dancing On The Fire
Roll Over The Rainbow
Rollin' Days
Beep!!
タマシイレボリューション
Eyes On Me
Morris
Wildflower
Free Planet
Ah

※コンサートのネタバレを若干含んでいますので、これから行かれる方は華麗にスルーして下さい。

「1stにしてベスト!2ndにして進化!!3rdにして深化!!!」というキャッチフレーズで今年6月にリリースされたSuperflyのニューアルバム。深化というよりは”変化”という言葉のほうがふさわしいような気がするのは僕だけではないはず。

どこが変化したかというと、前2作のようなパワーで押し切っている感が無くなった事。力が程よく抜けているので、聴き易さでは今作が一番なんじゃないかと思う。聴く側もリラックスして聴けるようになったんでないかな。ライブに行って感じたんだけど、志帆ちゃんももう20代後半だし、そろそろ”しっとり”とした歌を歌いたくなってきたのかな? 「Eyes On Me」や3拍子のサザンソウル「Only You」はその典型だと思う。これまでもバラードはあったけど、ここまで”しっとり”とした女性を感じさせるバラードは無かった。この2曲は今作の目玉だと思う。すごくいい。ソウルテイストたっぷりのAORナンバー「Secret Garden」もいい。デヴィッド・フォスターっぽい(違うかな?)アレンジも含めて。

カントリーロックっぽい「Sunshine Sunshine」や3フィンガーのフォークナンバー「Morris」に挑戦しているのも変化だと思う。昨今のアメリカでのカントリーブームが影響を及ぼしているのかどうかはわからないけれど、徐々に幅を広げていくのは良いことだと思う。特に現在のカントリーはカントリーっぽさが薄れているから、僕ら日本人にも受け入れ易くなって来てるし。もっとも、カントリーロックは70年代には多くの人に受け入れられていたんだよね。イーグルスとか。あと、ラテンロック調の「タマシイレボリューション」や多くの人がZEPの「kasimir」みたいと言っている(聴いたことあるんだけど、何の曲だろうとずっと思っていた)ヘヴィな「Deep-sea Fish Orchestra」も新しい挑戦と言えば新しい挑戦なのかもしれない。

もちろん新しい挑戦ばかりではない。すっかりSuperflyの定番となってしまったディスコソウル路線の「Fly To The Moon」、どことなくZEPを連想させるドライブ感バリバリの「Free Planet」、70年代終わりから80年代初頭を思わせるごきげんなロックナンバー「Rollin' Days」、志帆ちゃんが「北海道で歌いたかった」と言っていた「Wild Flower」等、僕らの世代のど真ん中なサウンドも健在。アルバムのラストを飾るため息だけのバラード「Ah」(シングル「あぁ」は歌詞有りバージョン)も圧巻。

内容には賛否両論あるようだけれど、”聴き易い”という理由だけで、僕はこのアルバムが一番好きだ。

しかし、今作は1st、2ndを超えるタイアップ曲を7曲収録している。うち2曲がフジのドラマ主題歌。ここまでタイアップが多いと新鮮味が薄れちゃうんだよね。事前露出が多いとさ、どうしてもアルバムとしての完成度が下がっちゃう。印象的な部分でね。なので、次作はタイアップを減らして欲しいな。ビジネスとしてはマイナスになっちゃうかもしれないけど。

カップリングDVDにはPVが収録されている。ほとんどが初めて観るものばかりなので、こちらは新鮮。

Mind Travel(初回限定盤)(DVD付)


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夏に聴きたい15曲 [15 SONGS]

そういえば、こんなこともやってたっけなぁ。。。
最近はすっかり好きな曲を集めたCD-Rを作らなくなった。
iPodでプレイリストを作ることも無いし。

最近は夏の歌がほとんど無くなったけど、思い付くものだと、いきものがかりの「夏空グラフィティ」、「青春ライン」、YUIちゃんの「SUMMER SONG」、ちょっと懐かしいところで、ゆずの「夏空」くらい?、80年代はたくさんあったんだよね。アルバム自体が”夏っ!”ってのもたくさんあった。

ということで、今回は80年代〜90年代半ばにリリースされた曲の中から”夏に聴きたい”曲を15曲集めてみました。

「SPARKLE」山下達郎
「高気圧ガール」、「LOVELAND, ISLAND」等、夏を感じさせる曲がたくさんある達郎ですが、この曲のイントロが大好きなので。

「太陽・神様・少年」野田幹子
40代以上の人なら、ミノルタアルファ7000(だったっけ?)のCMを憶えている方も多いと思います。この曲は名曲だと思います。余談ですが、僕はアルファスウィートを持っております。フィルムカメラは全然使わなくなりましたが。

「君は天然色」大滝詠一
「SPARKLE」同様、この曲のイントロも大好きです。80年代最高のイントロだと思います(笑)

「ピーチシャーベット」松田聖子
”時さえ溶け出しそうなの 8月”というフレーズが大好きなのです。

「サンシャイン・ロマンス」オリジナル・ラヴ
田島貴男のボーカルがクド過ぎて全然夏を感じないところが好きです(笑)。曲自体は夏っぽいですよね。

「Over Drive」JUDY AND MARY
ジュディマリがブレイクを果たしたシングル。ハジけたポップ感が好きです。

「夏のシルエット」STARDUST REVUE
スタレビも一時期は夏を感じさせるグループだったよな気がします。要さんは暑苦しいですが(笑)

「あの夏の花火」ドリカム
元ネタと思われる花火大会がお盆に行われるので、夏というよりは夏の終わりという感じですが、大好きな曲です。ドリカムもこの頃までは良かったんですけどねぇ。。。

「夢見る渚」杉真理
「NIAGARA TRIANGLE VOL.2」に収録されている曲の中で最も好きな曲です。

「セプテンバー物語」児島未散
ブログで何度か取り上げていますが、松本隆&林哲司の名曲です。松本隆の書いた詞の中では最高傑作に近いんじゃないかと個人的には思っております。9月は秋ですが、”夏の思い出”を描いた曲なのです。

「プールサイド」南佳孝
大人な夏の歌です。

「残暑」松任谷由実
季節的には秋の曲なんですが、夏を思わせる曲だと思っています。

「海」サザンオールスターズ
サザンも夏を感じさせる曲がたくさんあるのですが、僕はこの曲が好きです。

「世界でいちばん熱い夏」プリンセス・プリンセス
1987年にリリースされたコンピレーションアルバム「SUMMER LOUNGE」に収録されている曲の中で一番好きな曲です。この曲を聴いて、「プリプリっていいじゃん」と思いました。アルバムを買う事の無いまま終わりましたが。

「Darlin' Darlin'」NOBODY
これまた夏の終わりを感じさせる曲です。ウォール・オブ・サウンドを意識したアレンジということをつい最近知りました。

以上。気が向いたら、またいつか。
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いきものばかり(2010)  いきものがかり [2010年に購入したCD]

[DISC1]
SAKURA
うるわしきひと
青春ライン
茜色の約束
KIRA★KIRA★TRAIN
ノスタルジア
未来惑星
夏・コイ-2010 version-
タユムコトナキナガレノナカデ
今走り出せば
花は桜 君は美し
ソプラノ
月とあたしと冷蔵庫
ホットミルク
コイスルオトメ

[DISC2]
気まぐれロマンティック
ブルーバード
じょいふる
心の花を咲かせよう
YELL
キミがいる
ちこくしちゃうよ
Happy Smile Again
ありがとう
雪やまぬ夜二人-2010 version-
くちづけ
スピリッツ
風と未来
残り風
なくもんか
帰りたくなったよ

[DVD]
オンガク情報バラエティ「イキイキTV」
*第一回
*最終回

こういうのは早いうちに取り上げなければ誰も振り向いてくれないわけですが、そもそも誰かに振り向いてもらおうと思って書いているわけではないので、ベストアルバムを聴いた感想を発売から丸8ヶ月過ぎた頃に書いてしまうのでした。発売から丸8ヶ月過ぎたというのに、未だまともには聴けていません。CD買い過ぎだなぁ。。。

というわけで、

2010/11/3にリリースされた、いきものがかり初のベストアルバムは、いわゆるシングルコレクションではなく、メンバーが選曲した2枚組の大作に仕上がっている。まだアルバムを4枚しか出していないのに2枚組のベストアルバムをリリースしてしまうとは、、、と思ってしまった人も多いんじゃないだろうか? 2枚組を聴くのって、かなり体力を使うんだよねぇ。。。

そもそもベストアルバムってのは、ファンに向けたものではなく、「いきものがかりはいいなと思うんだけど、CDを買ってまで聴こうとは思わないんだよねぇ。。。」みたいないわゆる”隠れファン”や今作の場合は「ゲゲゲの女房」の視聴者層辺りがターゲットだと思うのだけれど、そういう人達に2枚組はかなりキツいんじゃないかなと思ってた。ところが、そんなことは全く無かった訳で、CD不況真っ直中の現在で150万枚を超える大ヒットとなった。まさに国民的グループとなってしまったわけだ。現在ブックオフにどれくらいの数が流れているかわからないけれど(笑)(欲しくて買ったアルバムをあっという間にブックオフに売ってしまう人の気持ちがわからない)

聖恵ちゃんのキャラクターは小さな子供にも受けそうだし、聖恵ちゃんの美人さんではないけれど可愛さ全開のルックスは10代、20代の子達に受けそうだし、彼等が得意とするJ-POPをベースにした歌謡曲タッチのポップソングは小さな子供を持つ僕らの世代にも受けそうだし、聖恵ちゃんの明るく素直で伸びやかな声はおばあちゃん世代を含む全ての世代に受けそうだしと、売れる要素をいくつも兼ね備えているわけだから、爆発的にヒットしたのも当然と言えば当然なのだろうけどね。

肝心の内容は、やはり初心者向けに選曲されているのかなと思う。とは言え、ファン人気の高いシングルのカップリング曲やライブで人気の高い曲、再レコーディングした曲、そして新曲を収録してファンのツボもしっかり押さえている。更に、マスタリングし直したと思われる曲やミックスし直した曲も入っているので、マニアのツボもしっかり押さえている(笑)。僕はまだまともに聴けていないので「ちこくしちゃうよ」がアルバムとは若干違うことくらいしか気付いていないけれど。

2枚通して聴いてみて感じたのは、”突き抜けているな”ということ。故に、せつない曲もたくさん収録されているのだけれど、全ての曲から”元気”が伝わってくる。そして、それが聴く人の多くを”元気”にさせる。ここまでほぼ聖恵ちゃんのことしか書いてこなかったけれど、曲を作っている男子達、そしてスタッフの良質なポップスを届けたいという気持ちもヒシヒしと伝わってくる。最近はこういう良質なポップスが少なくなったので、これからも良質なポップスをたくさん届け続けて欲しいな。サウンドにもこだわってくれたら、もっと嬉しいんだけどね。

カップリングのDVDは正直無くてもいいかなって感じ。可愛さ全開の聖恵ちゃんを観られるからいいんだけどね(笑)

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あぁ、全然まとまらねぇ。拡散波動砲を発射して外しまくってる感じ。。。早く花粉症が治まらないかなぁ。。。

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HOLIDAYS IN THE SUN(2010)  YUI [2010年に購入したCD]

[CD]
to Mother
again
Parade
es.car
Shake My Heart
GLORIA
I do it
Please Stay With Me
Summer Song
Cinnamon
Driving Happy Line
It's all too much
Kiss me

[DVD]
It's happy line
My Generation
LOVE & TRUTH
Namidairo
Laugh away
to Mother(Multi Angle Clip)

約9ヶ月間に渡る休養期間を経てリリースされた4thアルバム。何で休養することになったかなんてどうでもいいことなんだけど、この休養期間を経て、本人に心境の変化があったのか、それともスタッフに心境の変化があったのか、それまでの作品とは違う仕上がりになっている。全体的に見て、サウンドそのものには大きな変化は見られないのだけれど、お母さんへの気持ち?を歌った「to Mother」に見られるように、何て言うか”女の子”の部分を前面に押し出してきたような気がするんだよね。

それは歌詞カード(って古い言い方だね(笑))にも現れていて、それまでは陰りのある表情や憂いのある表情の写真ばかりだったんだけど、ポーズもロッカーを意識したものが多かったんだけど、今作の写真は100%笑顔。そして、ギターを抱えた写真が1枚も無い。アルバムタイトルになっている”HOLIDAY"を意識しただけかもしれないけれど(新しいシングルのジャケ写はまたギターを持ってるし)、これはリスナーから見ると、かなり大きな変化だったんじゃないだろうか? 好意的に捉えられているかどうかはわからないけれどね。まあ、20代半ばに差し掛かった、しかも客観的に見てめちゃくちゃ可愛らしいルックスを持った女の子がいつまでもレジスタンスしちゃいられないってことは作る側が一番わかっているわけで、今回が変化をつける絶好の機会だったってことなんでしょう。おっさんなものですから、個人的には好意的に捉えております。可愛い女の子は可愛らしさを前面に押し出すのが一番だよ(笑)

それは収録されている曲にも現れていて、先に書いた通り、サウンドには大きな変化は見られないのだれど、詞の世界観を上手く変えてきている。前作までは10代の心境を歌ったものが多く、明らかに”現在”を歌ったものが多かったのだけれど、今作は「Summer Song」くらいしか無い。その「Summer Song」のキラキラ感もリアルなものではなくちょっと思い出的な感じがするのが面白い。他の曲も基本的には”現在”を歌っているのだけれど、何て言うか普遍性を感じるんだよね。あと、「to Mother」のように、これまでに多かった”刹那感”を押し出した曲だけじゃなく”余裕”を感じる曲もある。この辺の変化を気にならないようにさらりとやってきたのは上手いなと思う。

諸刃の剣になっている部分もあるのだけれど彼女の大きな魅力である”強さ”を損なうことなく女の子っぽさを出してきたことで全体的に柔らかさが出て、長く聴ける作品に仕上がったのかなんじゃないかな? この変化が今後の作品にどのような影響をもたらすか、個人的には楽しみだ。

個人的には「Parade」と「Shake My Heart」が好きかな。

カップリングDVDに収録されているのは各シングルのPVでいいのかな?

あぁ、ようやく書けた。感想書くのに10ヶ月近くかかっちゃったよ。

HOLIDAYS IN THE SUN【初回生産限定盤】CD+DVD


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